1月の講義のとりあえずの参考文献です。レポートに使う人がいると思いますので、プリントに先だって公開しておきます。

カートミル、マット 1995(1993) 内田亮子訳『人はなぜ殺すか―狩猟仮説と動物観の文明史―』新曜社
フェルナンデス=アルメスト、フェリペ 2008(2004) 『人間の境界はどこにあるのだろう?』岩波書店
フォントネ、エリザベート・ド 2008(1998) 石田和男他訳『動物たちの沈黙』彩流社
ホワイト、リン 1972(1968)青木靖三訳「現在の生態学的危機の歴史的根源」『機械と神』みすず書房
ロドリーゲス、ジョアン 1967 江間務他訳『日本教会史』上 岩波書店大航海時代叢書)
岩田好宏   2008 『「人間らしさ」の起原と歴史―生物学的進化の本質を学び、考える―』ベレ出版
上田一生   2006 『ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ』岩波書店
上田信    2002 『トラが語る中国史―エコロジカル・ヒストリーの可能性―』山川出版社
上山春平編  1969 『照葉樹林文化―日本文化の基層―』中公新書
上山春平・佐々木高明・中尾佐助 1976 『続・照葉樹林文化―東アジア文化の源流―』中公新書
内山純蔵) 2008 「縄文人、イノシシ飼育!? 琶湖周辺 京の研究者新説」『京都新聞』9月10日号
金子務・山口裕文編 2001 『照葉樹林文化論の現代的展開』北海道大学図書刊行会
桑原久男   1999 「青銅の祭祀」金関・佐原編『古代史の論点』2/神と祭り 小学館
国立歴史民俗博物館編 1997 『動物と人間の文化誌』吉川弘文館
佐々木高明  1971 『稲作以前』NHKブックス
       1982 『照葉樹林文化の道―ブータン雲南から日本へ―』NHKブックス
       1997 『日本文化の多重構造―アジア的視野から日本文化を再考する―』小学館
       2007 『照葉樹林文化とは何か―東アジアの森が生み出した文明―』中公新書
加納隆志   2001 「人間の本性は悪なのか?―ビーリャの社会からの検討―」西田利貞編『講座生態人類学』8/ホミニゼーション 京都大学学術出版会
佐原眞    1982a 「銅鐸の絵物語」『国文学 解釈と教材の研究』18-3
       1982b 「三十四のキャンパス―連作四銅鐸の絵画の『文法』―」『考古学論考―小林行雄博士古稀記念論文集』平凡社
佐原眞・春成秀爾 1997 歴史発掘5『原始絵画』講談社
谷泰     1997 『神・人・家畜―牧畜文化と聖書世界―』平凡社
中沢新一   2003-2004 『カイエ・ソバージュ』1〜5 講談社叢書メチエ
       2006 『芸術人類学』みすず書房
中澤克昭   2007 「日本中世狩猟文化史論序説」中村生雄他編『狩猟と供犠の文化誌』森話社
    編  2008 『人と動物の日本史』2/歴史のなかの動物たち 吉川弘文館
西本豊弘編  2008 『人と動物の日本史』1/動物の考古学 吉川弘文館
原田信男   1993 『歴史のなかの米と肉』平凡社
       2007 「殺生罪業観の展開と狩猟・漁労」中村生雄他編『狩猟と供犠の文化誌』森話社
春成秀爾   1990 『弥生時代の始まり』東京大学出版会
       1991 「角のない鹿―弥生時代の農耕儀礼―」横山浩一先生退官記念論文集2『日本における初期弥生文化の成立』同事業会
       1995 「熊祭りの起源」『国立歴史民俗博物館研究報告』60
       1999 「狩猟・採集の祭り」金関恕・佐原眞編『古代史の論点』2/神と祭り 小学館
平林章仁   1992 『鹿と鳥の文化史―日本古代の儀礼と呪術―』白水社
       2007 『神と肉食の古代史』吉川弘文館
堀江宗正   2005 「書評 中沢新一著『カイエ・ソバージュ』全5巻」『宗教研究』344
北條勝貴   2003 「環境問題と日本文化」方法論懇話会編『日本史の脱領域―多様性へのアプローチ―』森話社
       2005 「ケガレをめぐる理論の展開」服藤早苗・小嶋菜温子・戸川点・増尾伸一郎編『ケガレの文化史』森話社
       2007 「樹霊に揺れる心の行方」『古代文学』46
       2007 「主体を問う、実存を語る―文学/歴史学の論争と共通の課題―」『国文学 解釈と教材の研究』52-5
       2008 「書評 中村生雄・三浦佑之・赤坂憲雄編『狩猟と供犠の文化誌』」『民俗文化』20