古代人の神、自然との関わり方について興味を持ち、レポートを書きたいと思っています。参考文献が少ないと思うのですが、お薦めのものは何かありますか?

遅くなってすみません。残念ながら、一般向けの分かりやすい本というのはあまりないのです。専門的な論文集になりますが、ヒントになりそうなものを少々挙げておきます。
斎藤正二『日本的自然観の研究』1〜4、八幡書房、2001〜2006年
増尾伸一郎・工藤健一・北條勝貴編『環境と心性の文化史』上下、勉誠出版、2003年
北原糸子編『日本災害史』吉川弘文館、2006年(とくに北條執筆分)
三宅和朗『古代の王権祭祀と自然』吉川弘文館、2008年
森田喜久男『日本古代の王権と山野河海』吉川弘文館、2009年