ウサギは多産=生命の象徴とのことですが、因幡の白兎もそうなのでしょうか。

古事記』では、ウサギは「兎神」と語られ、神的な存在です。さらに、ワニのために毛皮を剥がれて重傷を負った彼/彼女を、オホクニヌシが救済して神性を取り戻させるので、やはり「再生する存在」となっています。ちなみにシロウサギは「素兎」と書くので、いわゆる白毛の兎という意味ではなく、裸の兎という意味なんですね。