「亀経」は、『新撰亀相記』にどのような形で引用されているのでしょうか。

「亀経」は、卜兆の各部を五行説によって意味づけしてある書物ですので、『新撰亀相記』における卜兆の説明に際して、先例のひとつとして紹介されています。拙稿「中国六朝の『亀経』と神祇官卜部の亀卜法」(東アジア怪異学会編『亀卜』臨川書店、2006年)を参照してください。