登場する龍が、史料8『新集周公解夢書』など黒で、史料18の『眞誥』では白ですが、何か意味があるのでしょうか。

まずは五行による意味づけでしょうね。史料18の白龍は東を向いて飛んできますので、西からやって来たものと考えられます。五行において、西方は金属で、色としては白です。同様に黒は水属、方角は北です。史料5の黒龍は水に関係する北のもの、ということになるでしょうね。