アニミズムにおける狩りの正当化についてですが、私には正当化することの方が歪に思えます。正当化するということは、自分たちが弱肉強食のなかで、生き物の命をいただいて生きているということを考えていないからです。

うーん、それは逆ですね。殺害することに対して後ろめたさ、何らかの罪悪感を持っているからこそ、その行為を正当化しようとするのです。そのストレスに耐えられないからこそ、ストレスを感じなくても済むように物語を作るのです。正当化の動きがないのは、それだけ対象となる行為について無自覚である、無感覚であるということを意味します。