江戸時代に熊を飼っていたことについて、ペットという感覚とは違うのでしょうか? / 熊を飼うだけの経済力が一般人にあったのでしょうか。また、法律による規制はなかったのですか。

紹介した史料はペットの感覚に近いですが、穿った読み方をすれば、仔熊を育てるアイヌのように、我が子に近い感情を持っていたとみることもできます。経済力の問題については、その後この熊がどのように飼われていったか、途中で手放されたものか殺されたものか分かりませんので、何ともいえません。しかし、本州の熊、すなわちツキノワグマですから、ヒグマよりは育てるのが楽なはずです。子供を1〜2人育てるつもりであれば、経済的には何とかなったでしょう。なお、法律による規制はありませんでした。