資料にミミズク土偶が載っていますが、ミミズクも食べるものの象徴とされていたのでしょうか?

資料に載っているミミズク土偶は、形状がミミズクに似ているためそう呼称しているだけで、実際にミミズクを模したものだとは考えられていません。しかし北海道では、実際にミミズクをモチーフにしたらしい土製品もみつかっているようです。アイヌ文化においても、フクロウやミミズクは森林の重要なカムイとして信仰されています。縄文期にも狩猟の対象となり、かつ信仰もされていた可能性があります。