マルクス主義が革命などによって資本主義社会の撤廃を求めることを理想としていたのが、ベルリンの壁の崩壊などにより共産主義社会が衰退し、アメリカによる新自由主義が登場し、社会保障などそもそも必要ないと仰っていましたが、社会福祉学科としてはこれには反対です。

気をつけて聞いていただきたいのですが、そんなことは一言もいっていません。社会福祉社会主義の考え方であり、資本主義、とくに現在アメリカが盛んに喧伝している新自由主義の発想にはない。多くの現代国家がそうしたセーフティネットを取り入れているのは、それらが資本主義・社会主義の折衷形式だからであり、共産主義国の多くが崩壊して以降「資本主義の勝利」を言い立てる人々がいるが、それは間違いであると説明したのです。