日本へ渡ってきた数千に及ぶ渡来人に、日本語教育などは施したのだろうか?

それはないでしょう。例えば東国へ開発のために移住させられた人々は、その集団内では母国語で生活していたと思われます。しかし行政との関係や、周辺地域の住民との交渉上、次第にヤマト言葉を使用せざるをえなくなってゆく。長い時間をかけて、日常生活の必要から、次第にヤマト言葉の使用が一般化してゆくとみたほうがよいでしょう。