記号に意味がついたら文字になるのか、音がついたら文字になるのか、文字をどう定義すべきか分からなくなりました。

前にも少し書きましたが、記号が文字化しているか、文字として扱えるかは、連辞・連合関係によって考えるべきだと思っています。つまり、複数の記号が組み合わされたとき、隣同士の記号が連なって、ひとつの記号で表す以上の意味を持ちえているか。また全体との関係のなかで、やはりひとつの記号が表す以上の意味を持ちえているか。ひとつの記号が、同じ意味を持つものとして何度も現れるかどうかもポイントです。すなわち、文章を作れているかどうかが、文字として機能しているかどうかの考えどころになると思います。