2017-06-16 もし租税が米に設定されていなければ、地域それぞれの環境ごとに多様な食文化が根差していたはず、とのお話がありましたが、以前他の先生の講義で、「歴史を学ぶうえで過ぎたことに対し、あのときどうしてこうしなかったのか」と現代の人が思ってはいけない、と話されていました。しかし、現状として、かつてアイヌが直面したような情況が世界各地で繰り返されているとすると、現状はもちろん、過去の人々を批判する気持ちも生まれます。どういった目線で歴史的事実を捉えるべきなのか、分からなくなりました。 歴史学特講(17春)