窯業などで広葉樹が伐採された結果、なぜマツなど針葉樹が生えてくることになるのですか?

マツは、列島に広汎に存在する植生ですが、荒れ地に繁茂する強さを持っているので、一次植生が失われたあとの二次植生として確認されます。陶邑周辺の休漁においても、同様の植生遷移が起きていたのでしょう。また、脂分を大量に含んでいるので火力も強く(その分、温度調整が難しかったり、早く燃え尽きるので大量のストックが必要にもなったでしょうが)、薪炭材としては利用価値が高かったものと思われます。