神が苦しんでいるという考え方が、いまひとつなぜなのか分からなかった。神については、極楽浄土にいて、苦しみを想像させるものとはあまり思えないから。

神が苦しむ存在とみなされた理由は、上記のとおりです。また極楽というのは、仏教のうち阿弥陀信仰に基づくユートピア仏国土であり、解脱したもののみが往生できる世界ですので、そこに存在するものはすべて仏です。未だ輪廻する存在である神は、天道にはいることができても、極楽にあることはできないのです。神が極楽にいる、というのは誤解です。