木鎮めの際、山の入り口で祭儀を行うとのことでしたが、8割を山地が占める本州を巨大見立てた場合、山口県という地名は意味があるように感じます。

山口県」という名称はとうぜん明治以降のものですが、もともとは阿武郡あたりの山への入り口を指す地域名称だったようですね。旧国名長門は海峡を表す「穴門」からの改称で、いずれにしろ日本の入り口という意味が込められているといえるかも知れません。