(2) 環境史の課題で出てきた、「日本になぜ欧米に匹敵する生態学的危機がもたらされたのか」という問いの答えがよく分かりませんでした。

結局、日本でも欧米と同じような感覚で環境破壊を行っていたということです。しかも、日本の場合には自然環境に対する依存の度合い(甘えといってもよい)が高かったため、自然に対する責任といった主体的態度が醸成されにくく、歯止めのきかない惨状を招いたと考えられます。