プリントの「ギリシア・キラダ湾の花粉ダイアグラム」とプラトンの部分、授業で扱っていないのではないでしょうか?

…! そうでしたか。くだらない話をしていて飛ばしてしまいましたか。来週ちょっと付け加えますが、大まかな流れはイースター島メソポタミアと同じなので、みてもらえば分かるでしょう。ただこちらの方は、付近のミュケーネ文明が金属精錬に伴う大規模伐採を展開していたので、その滅亡とともに緑が復活するという逆説的な情況を示したグラフなのです。プラトンのコメントは、アテナイの現状をかつての理想的な状態から批判した言葉で、当時の環境悪化のほどを垣間見ることができます。