授業の内容と関係はないのですが、親鸞の「鸞」は浄土教の曇鸞にあやかったものなのですか。

まさにそうですね。親鸞は、得度した当時は範宴と名乗り、法然門下に入って綽空・善信・親鸞と改名してゆきますが、それらはすべて、浄土教史上の高僧たち(後に浄土真宗における「七高僧」に設定)「龍樹」「世親(天親)」「曇鸞」「道綽」「善導」「源信」「源空法然)」より一字を取ったものです。