当時の外科の治療は、具体的にどこまで行われたのでしょうか。身体を切る、ということまで行われたのですか。

三国魏の伝説的名医華陀は、『三国志』や『後漢書』の伝において、「麻沸散」による全身麻酔を考案し、腹部開腔手術を行ったと記されています。またこれより先、『漢書』王莽伝では、王莽が王孫慶という人物を捕え、医学のために解体し経脈を確認したとの記事が載せられています。