私の住んでいるところの近く(神奈川西部)にも「真鶴」という地名がありますが、そこにも穂落神の伝承があるのでしょうか。

現在伝わっているかどうかはちゃんと調査していないのですが、鎌倉には鶴岡の地名もありますし、鶴に関連する伝承が周囲に存在した可能性はありますね。現在の依存地名「鶴」には、地形が鶴の翼を拡げた形に似ているなど諸説ありますが、そうした考え方自体、かつてそれらの地域に鶴が飛来していた可能性を示唆しています。冬に飛来する純白の鳥に人々は特別の感情を覚え、毎年ちゃんとやって来るかどうかで豊作を占っていたのかも分かりません。