今、自然も文化財となることが多いですが、人間が作った自然なのか、そのままの自然なのかも考えて決めているのでしょうか。

そのあたりは、ある程度考えられています。例えば世界遺産でいうと、白神山地知床半島屋久島などの原生林は自然遺産とされています。「古都京都の文化財」は文化遺産ですが、建築物等のほか、「景観」という概念が含まれています。これは自然と文化が交錯する領域ですね。