国内統一のために、他国へ出兵するという話が出てくるのはなぜなのでしょう。個人的には、国内に抵抗勢力があるにもかかわらず、海外に大量の兵を送ってしまうのは怖ろしいと思うのですが。

一般的な説明の仕方としては、外敵の存在を強調することで国内の分裂をまとめる、ということです。明治の征韓論もしかりですが、ナチスヘルマン・ゲーリングなどは、「国民は戦争を望まない。しかし決めるのは指導者で、国民を引きずり込むのは実に簡単だ。外国に攻撃されつつあると言えばよい」と述べています。どこかで聞いた話ですね。