景観論の流れとは異なるが、自給自足の問題として、稲作・水田はどうすべきなのか気になった。

前にもお話ししたかもしれませんが、一作物に特化したような農耕文化、食文化は、あらゆる点で脆弱ですし、生物多様性の観点とも大きく食い違います。主食を規定せず、地域地域の環境に即した多様な生業、それに根ざした食文化を構築してゆくのがベストと思います。画一化の圧力にいかに抵抗してゆくかが、持続型の経済を確立してゆくキーになるに違いありません。こうした考え方でいえば、TPPなどはもってのほかということになるでしょうね。