ストーンサークルの形状について、男女の性交渉がモチーフになっているとの話がありましたが、現在の墓石の形状も、概ねそれに近いと思います。やはり、死と再生という意味が込められているのでしょうか。

ははあ、確かに。現在の墓石は、古代から中世にかけて建てられた仏教の五輪塔、多宝塔などをモチーフしている場合が多いです。しかし、この仏塔=ストゥーパは、もともとは巨大な伏鉢型の構造物が塔をいただいたもので、女性象徴プラス男性象徴であるとみなすことも可能です。よって原義としては死と再生を含む、といえるでしょう。