国誉めが占有に繋がるということが気になった。なぜそのような論理になるのだろうか?

国誉めは、言葉の力を借りて土地のエネルギーを活性化する行為です。大化前代においてそれが許されたのは、その地域と人格的な繋がりを持つ地域首長であったと考えられています。それゆえに、国誉めは支配の確認であり、例えばその地に名を与えるという地名起源伝承に接続しうるのです。