ヘイドン・ホワイトの本を気合いを入れて購入したものの、自分が今まで読んできた論文とはまったく違う文脈にあり、読みづらいです。歴史哲学系の入門書など、何か助けとなる本はありませんか?

野家啓一さんが責任編集の、『岩波 新・哲学講義』8/歴史と終末論(岩波書店、1998年)が、ちょっともう古いですが、コラムも充実していて分かりやすいかと思います。同書の「講義」に当たる箇所は、やがて野家『歴史を哲学する』(岩波書店、2007年)として再刊されましたので、これを読んでみるのもいいでしょう。