「烏」字と「鳥」字との関連性が気になります。

現在はよく似た形に整理されていますが、金文段階ではやや相違があります。「鳥」は本来尾長の鶏を表しており、長い尾が付きますが、「烏」にはそれがない。鶏冠もありません。また、烏字には縄に翼をかけた別の形も存在したようで、農地を烏に荒らされないための措置(現在でもあります)を表象していると考えられています。