『竹取物語』のような植物が重要な役割を果たす神話、昔話は少なくありませんが、それらを体系的に説明している本はありますか?

樹木の神聖性について論じた古典といえば、まずはフレイザーの『金枝篇』でしょう。種々の文庫で読めますが、国書刊行会から完全版が刊行されています。近年の成果では、ジャック・ブロスの『世界樹木神話』、フランシス・ケアリーの『樹木の文化史:知識・神話・象徴』が読みやすいでしょう。