授業でお話のあったような差別問題は、非常にセンシティヴな問題であるため、私たちが大々的に介入して、抵抗活動を行うことは、逆にナンセンスであるように思える。そこで私たちができることは何かと、授業を通して考えてきたが、やはり「彼ら」について深く知ることこそが最も重要ではないかと思う。実際に、この授業を受けるまで知らないことが多く、差別の実態に衝撃を受け、感情的になることが多かったが、彼らのことを深く知り、無意識レベルに差別していることに細心の注意を払い、この授業を通して学んだことを、自らの研究や思考に活かすこ

ありがとうございます。春学期、不充分ながらも懸命に授業をしてきた甲斐があります。確かに、まずは知ることが重要です。しかし、いったん知ってしまえば、きっと何もしないわけにはゆかなくなるでしょう。実際の政治・社会運動でも、もちろん研究を通じてでも構いません。現状をよりよくするために、何か一歩を踏み出してください。ぼくも一緒に努力します。