2012-06-22から1日間の記事一覧
そういわれるとつらいですね。かつて、「寺で暮らしていた」ときは、左から右まで、『赤旗』『朝日新聞』『毎日新聞』『神奈川新聞』『読売新聞』『産経新聞』を総覧していました。現在は、通常は限られたソースでしか情報を得られていません。しかし特定の…
いろいろな意味で残念な話ですね。知りもしない人を無碍に批判するのは、「他者表象の倫理」上問題があるでしょうが、それでも上に書かれたことのみから判断すると、その指導教員の方は大学という研究教育機関の意義を根本的に取り違えています。大学は学生…
素晴らしいですね。歴史的な経緯をきちんと追いながら、お互いの主張を検証し、そのうえで協同的な関係をいかに見出すかを考えてみてください。
なります。歴史学の倫理が過去を現在に従属させることになるかどうか、その点も踏まえてしっかり考えてください。
当然の疑問ですね。質問の主旨とはちょっと違うかも知れませんが、例えば、現在高度に発達している化学や物理学の知識を、皆さんはどれだけ持っているでしょうか。また、それは皆さん自身が実験によって解明し、きちんと実証した事柄でしょうか。日進月歩で…
やはり中国の史官の場合、「神」というより「天」でしょうね。後に、地上の官制を反映して天にも天帝の官制が想定されるようになると、人格神的要素も介入してきますが、本来は、そうした人間的なもの一切を超越した概念であろうと思います。それに対する意…
「聖人に従う」というのは、個々の時代の誰それというより、古代の聖王たちと周公旦・孔子の言動、それを伝えた記録という意味でしょうね。そして、聖人なるものの評価は絶対であり、時代には左右されないのです。なぜなら、普遍不変の真理を語るのが聖人だ…
そうですね、それゆえに中国では、家を継げずに死んでしまう夭折者を最大の不孝者としたのです。彼らは非業の死者であるわけですが、孝の概念から一族の宗廟では祭祀を受けられませんでした。ゆえに(観念的世界においては)悪霊となるしかなく、修祓など種…