古代の人々は、災害からの復興をどのようになしとげたのだろうか。

基本的な措置としては、まずその地域の租税や労役を免除することです。また賑給といって、食糧や衣料など物資の支給も行われました。被害が甚大な場合には、各地域からの報告だけではなく、朝廷から直接被害調査の使者が派遣され、それに基づく措置が取られます。土木その他、復興事業に必要な職能者の派遣なども確認されます。